なぜ、今、がん検診なのか? 増え続けるがん罹患者

日本では 3 人に 1 人ががんで亡くなる時代ですが、その罹患者・死亡者は、ここ 30 年で激増しています。30 年前と比べると約 3 倍の方ががんにかかり、2 倍の方が がんで亡くなるようになりました。そして、がん罹患者数が激増している原因は高齢化だけではありません。40 代から 60 代の働き盛りの年齢でもがんにかかる方は 増加しています。以下のデータを参照していただき、まずは日本のがんの現状を把握してください。

日本人の3人に1人はがんで命を落とす。がんの死亡者数は交通事故死亡者数の73倍。

平成22年度
  • 交通事故死亡者数 4,863名
  • 対比 1:73
  • がん死亡者数 353,499名
  • 対比 1:73

がん罹患者数と死亡者数激増 ... 年間でがんにかかる人数は30年前の約3倍

がん罹患者数
  • 1980年 251,041名
  • 2.8倍
    2.8倍
  • 2007年 704,090名
がん死亡者数
  • 1980年 251,041名
  • 2.1倍
    2.1倍
  • 2007年 704,090名

最もかかる方が多い「5がん」。どのがんも罹患者数は激増しています。

原因は高齢化だけではない。働き盛りの方のがん罹患率が激増しています。