この活動の位置づけ及び目標

がん対策基本法にもとづき、平成24年(2012年)度から平成28年(2016年)度までの5年間を対象として、がん対策の総合的かつ計画的な推進を図るため、がん対策推進基本計画が定められました。これは、都道府県がん対策推進計画の基本となるものです。そこでは、全体目標の一つであるがん死亡率(高齢化による年齢構成を調整)の「今後 10年間 で 20%減少」を果たすための自治体の個別目標として、「5年以内に 50%以上(胃、肺、大腸は当面 40%以上)」という受診率目標が掲げられています。

我が国のがん対策において、自治体の果たす役割は極めて大きく、担当者 1 人ひとりの努力が多くの命を救います。一緒に、がん検診受診率 50%を達成しましょう。

受診率50%の効果

まず、受診率50%の目標が達成された場合に、年間どれくらいの命が助かるのかをご紹介します。また、全国で何人の方に検診を受けてもらえば1人の命が助かるのかを知って頂ければと思います。受診率の向上を担うのは、自治体のがん検診担当者の皆さんです。あなたの日々の取り組みが、多くの命を救うのです。みんなで力を合わせて受診率50%を達成しましょう。

受診率が 50%になるとどれくらいの命が助かるのか?
全国で何人に検診を受けてもらえば 1人の命が救えるか??